60歳からの小説の書き方

千駄ヶ谷の屋上菜園の帰り、鳩の森神社の近くに本屋さんがある。冷房の効いたところに行きたくて中に入った。特に本を買うつもりはなかったが、店内を歩いているうちに、1冊の本が目に留まり、手にとってみてパラパラと読んでみたら、ちょっと面白いそうな本なので、買うことにした。本を買うというのは出会いに似ていなくもない。それが標題の本だ。基礎編と実践編に分かれている。参考になることが多々あるが、現在執筆中の「欅風」はプロットもキャラもストーリーも物語もほぼ固まっているので、間に合わないが現在書き始めている短編集「屋上菜園物語」はこの本の内容を参考にして書いてみよう、そしていろいろな賞が紹介されているので応募してみようと思った。短編集は「再生の物語」、この本の分類によればヒューマンな小説になる。この本を読みながら、60歳以上は小説を書く「適齢期」とも思わされた。短編集は今年中には完成させたい。